カフェオレにするとコーヒーの味が消える、酸っぱく感じる、反対に苦すぎる。これは豆の良し悪しではなく、豆の方向と牛乳の量が合っていないことがあります。最初に豆を選び、その後で割合と抽出を調整すると、原因を切り分けやすくなります。
この記事は「ミルクと合わせる前提で、どの豆を買うか」に絞っています。ブラックで酸味を避けたい方は酸味が苦手な人の豆選び、器具に合う粉の粗さは挽き目の早見表をご覧ください。
01 · CHOOSE THE BEANS
焙煎度、味の言葉、飲み方で選ぶ。
第一の手がかりは中深煎り〜深煎り。UCCのカフェオレ解説でも、比較的深めに焙煎したコーヒーはミルクと合わせやすいと案内されています。ただし、最も深い焙煎が全員に合うわけではありません。焦げたような苦味が苦手なら中深煎り、牛乳を多めにしたいなら深煎りを基準にします。
第二の手がかりは味の言葉。「カカオ」「チョコレート」「ナッツ」「キャラメル」「黒糖」「香ばしい」「フルボディ」は、牛乳の甘さとつながりやすく、コーヒーの輪郭も残しやすい表現です。産地名だけで決めず、商品説明を読みます。
第三の手がかりは普段の飲み方。ブラックとカフェオレの両方なら、甘さとコクのある中深煎り。ほぼカフェオレだけで、牛乳多めなら、厚みのある深煎りが選びやすくなります。味の位置は味わいマップでも比べられます。
02 · START WITH 1 : 1
ホットは、コーヒー1:牛乳1から。
全日本コーヒー協会は、カフェオレをドリップコーヒーと牛乳を1:1で合わせる飲み物として紹介しています。UCCの基本レシピも、粉12g・お湯120mlで濃いめに抽出し、牛乳100mlを合わせています。まずはこの近い比率で作り、好みへ動かします。
コーヒー感を強く
牛乳を一度に減らしすぎず、まずコーヒーを少し濃く抽出します。湯量を控える方法なら、挽き目を極端に細かくする必要がありません。
やさしく、まろやかに
牛乳を少しずつ足します。深煎りや厚みのある豆なら、ミルクを増やしても香ばしさが残りやすくなります。
牛乳は温めすぎると膜が張ったり風味が変わったりします。UCCと全日本コーヒー協会の目安は60〜65℃です。温度計がなければ、沸騰させず、湯気が立つ手前を目安にしてください。
03 · FIX ONE THING
味が合わないときは、一つだけ変える。
牛乳に負けて薄い
中深煎り〜深煎りを選び、湯量を少し減らして濃いめに抽出。次に牛乳の量を調整します。
酸っぱさが目立つ
中深煎りか深煎りへ寄せます。同じ豆なら、粗すぎる挽き目や短すぎる抽出も確認します。
苦く、重すぎる
最深煎りから中深煎りへ。豆を変えない場合は、牛乳を少し増やして一口ずつ確認します。
甘さを感じにくい
カカオ、キャラメル、黒糖、ナッツなどの説明がある豆を選び、牛乳を沸騰させないようにします。
04 · COMMON MISTAKES
よくある四つの失敗。
- 01
「カフェオレなら一番深煎り」と決める
強い苦味が苦手なら、中深煎りの甘さとコクの方が合うことがあります。
- 02
濃くするため、極端に細かく挽く
苦味や渋みまで出やすくなります。まず湯量を少し減らし、濃さを確認します。
- 03
最初から牛乳を多く入れる
豆の違いを判断しにくくなります。1:1から始め、少しずつ足します。
- 04
豆、挽き目、割合を同時に変える
何が効いたか分かりません。一杯ごとに一項目だけ変え、好みへ近づけます。
CAFÉ AU LAIT PICKS
日方珈琲から選ぶ、三つの入口。
2026年9月17日にオンラインストアで価格・販売選択肢・商品説明を確認した3銘柄です。豆のまま/粉の選択や最新の在庫は各商品ページでご確認ください。
Vietnam Koho Fine Robusta Honey
黒糖、カカオ、キャラメルを思わせる甘いコク。ミルクを加えるとチョコレートのような風味を楽しみやすい、カフェオレの第一候補です。
100g 900円/200g 1,700円商品を見る日々 - HIBI -
チョコレート、キャラメル、ローストナッツの丸み。ブラックでも、少しミルクを入れても楽しみたい方に向くハウスブレンドです。
100g 1,100円/200g 2,100円商品を見るIndonesia Gayo G1 Rajagayo
ココアのようなほろ苦さと重厚なボディ。牛乳を多めにしてもコーヒーの存在感を残したい方に向く深煎りです。
100g 1,080円商品を見る迷った場合は、香り・苦味・飲み方から候補を絞るコーヒー診断も利用できます。
SUMMARY
豆は中深煎りから、割合は1:1から。
苦味も控えたいなら中深煎り、牛乳を多めにするなら深煎り。味の説明はカカオ、チョコレート、ナッツ、キャラメル、黒糖、コクを探します。ホットはコーヒーと牛乳を1:1から始め、薄いならコーヒーを濃く、苦いなら牛乳を少し増やします。一度に変えるのは一項目だけです。
