BEYOND THE CUP
味の前に、土地と人を知る。
日本でベトナムコーヒーと聞くと、練乳を加えた濃い一杯や、強い苦味を思い浮かべる方も多いかもしれません。けれど現地で向き合ったのは、収穫、精製、乾燥、選別の積み重ねによって表情が変わる、奥行きのあるコーヒーでした。
畑の近くで働く人に会い、実際の工程を見る。その経験が、豆を産地名だけで捉えず、背景ごと届けたいという今の焙煎につながっています。

FROM CHERRY TO GREEN BEAN
一粒の味をつくる、精製の時間。
収穫されたコーヒーチェリーは、果肉を取り除き、乾燥させ、状態を見ながら選別されます。同じ土地の豆でも、工程の選び方と丁寧さによって、香りや甘さ、口当たりは変わります。




FINE ROBUSTA
ロブスタの印象を、静かに塗り替える。
ロブスタには力強い苦味だけでなく、精製と焙煎によって引き出される、カカオやナッツを思わせる甘さがあります。品質を丁寧に整えたファインロブスタは、飲み終えたあとにも心地よい余韻を残します。
日方珈琲焙煎所では、その力強さを消すのではなく、甘さや香ばしさと一緒に感じられるよう焙煎しています。ベトナムでの出会いを、和歌山の日常に似合う一杯へつないでいます。
ベトナムの珈琲豆を見る最初の一袋に迷ったら、甘香ばしさが入口のハニーと、深い苦味・発酵香が特徴のアナエロビックを比べてみてください。
二つの豆から、好みに合う一袋を選ぶ