せっかく選んだコーヒー豆も、保存方法によって香りや味わいの変化が早くなることがあります。難しい道具は必要ありません。大切なのは、豆が苦手とする環境を知り、飲み切る期間に合わせて保存場所を選ぶことです。
ここでは、日方珈琲焙煎所がご家庭でおすすめしている、無理なく続けられる保存方法をご紹介します。
そもそも100gと200gのどちらが飲むペースに合うか迷う場合は、コーヒー豆の杯数と購入量の目安から確認できます。
定期便を検討している場合は、保存方法を決める前にひと月に飲み切れる量を計算しておくと、袋がたまりにくくなります。
LIGHT · AIR · HEAT · MOISTURE
光・空気・熱・湿気を避ける
コーヒー豆の香りを守る基本は、直射日光、空気、高温、湿気を避けることです。袋を開けたままにせず、飲む分を取り出したらすぐに口を閉じます。
保存容器を使う場合は、においが移りにくく、しっかり閉まるものを選びましょう。透明な容器は戸棚の中など、光が当たらない場所に置くと安心です。
ROOM TEMPERATURE
2〜3週間で飲むなら常温
開封後の豆を2〜3週間ほどで飲み切れる場合は、密閉して冷暗所で常温保存する方法が扱いやすいです。コンロやオーブンの近く、日差しの入る棚は温度が上がりやすいため避けます。
冷蔵庫は出し入れによる温度差で結露しやすく、ほかの食品のにおいも移りやすい場所です。短期間なら、冷蔵よりも涼しい室内での保存をおすすめします。
FREEZER STORAGE
すぐに飲まない分は冷凍する
飲み切るまでに時間がかかる場合や、まとめて購入した場合は冷凍保存が向いています。1〜2週間分ずつ小分けにして密閉すると、袋を何度も開ける回数を減らせます。
冷凍した豆は、必要な量だけ取り出して、そのまま挽いて抽出できます。袋の中に水滴が入らないよう、取り出したらすぐに密閉して冷凍庫へ戻してください。
GRIND JUST BEFORE BREWING
できるだけ豆のまま保存する
コーヒーは粉にすると空気に触れる面積が大きくなり、香りの変化が早くなります。ミルがある場合は、飲む直前に必要な量だけ挽くのがおすすめです。
ミルをお持ちでない方には、海南本店と金池ロースタリーで器具に合わせてお挽きします。ペーパードリップ、コーヒーメーカー、フレンチプレスなど、普段の淹れ方をお伝えください。
通販で粉を選ぶ前に、器具別の挽き目早見表で中細挽き・中挽き・粗挽きの違いも確認できます。
- 少量ずつ購入し、香りが豊かなうちに飲む
- 袋や容器は、開けたらすぐに密閉する
- 短期間は冷暗所、長期間は小分けして冷凍する
- できるだけ飲む直前に豆を挽く
GROUND COFFEE STORAGE
コーヒー粉は小分けして密閉する
コーヒー粉は豆よりも空気に触れる面積が大きく、香りの変化が早く進みます。1〜2週間で使う分は、袋の空気を抜いてしっかり閉じ、直射日光の当たらない涼しい場所で保存してください。
長く置く場合は、数日分ずつ小分けして冷凍します。使うたびに袋全体を出し入れすると結露しやすいため、必要な分だけ取り出し、凍ったまま抽出するのがおすすめです。
